行政書士超基礎講座　憲法

コース概要

本コースは、行政書士試験の勉強を始めたばかりの初学者の皆様を対象に、行政書士試験科目の一つである「憲法」の基礎を全４回の講義を通して学んで頂くコースです。

一回の講義は75分と少し長めの時間で設定してあるため、講義内容に関する質疑応答の時間や、学習計画に関するご相談なども含めて、個別指導の良さを活かしたフレキシブルな進め方で、皆さんの学習をサポートできればと思っております。

各回の学習内容

第一回：憲法の全体像と位置づけ

第二回：人権１（主に精神的自由）

第三回：人権２（主に経済的自由）

第四回：統治

※あくまでイメージです。個別指導なので、「特にここが知りたい」「この部分は分かるから軽くでいい」等のご要望にももちろん、対応いたします。

コースの特徴①：揺るぎない基礎を学ぶことができる

法律において、もっとも大切なのは、細かい一つひとつの条文知識ではなく、その法律が持っている趣旨や目的を理解することです。もちろん、行政書士試験の問題に対応するためには最終的に細かい条文や判例の知識を整理することが必要ですが、無理やりそうした知識を切り貼りで暗記することは不可能に近く、むしろ盤石で揺るぎない幹（基礎）を身に着けることで、枝葉の知識も初めて身につけることができます。

本コースでは、そうした法学の幹となる部分をお伝えすることで、皆さんが今後、自主的に過去問を解いたり、学習を進める際、道に迷わないための地図をお渡しできたらと思います。

特に本コースは憲法を扱うこともあり、各法分野の中でも特に幹となる、全体像を学ぶ機会になると思います。

コースの特徴②：法学の楽しさを知ることができる

本コースを含め、私が担当する講義では、この法学の楽しさを知って頂くことを大きな目的としています。法律の学習は、細かな条文と格闘しながら、一つひとつを暗記しなければいけない……というネガティブなイメージを持っている方も多いかもしれません。ですが法律の学習は単なる暗記ではありません。この複雑で広大な世界に起きる数々の出来事をフォローするために、タペストリーのように法がつくられてきた歴史があり、法を学ぶことはそうした世界の出来事や事件を解決するための武器を手に入れることでもあります。もちろん、細かい知識も大事ですが、まずはこの講義ではそうした法が持つダイナミックな面白さや奥行きを味わって頂くことで、その後の学習のエンジンをお渡しできればと思います。

コースの特徴③：フレキシブルな学習サポートを受けることができる

個別指導の一番の醍醐味は、あなたに合わせた学習カリキュラムを組み、あなたのためだけの指導をすることができる点です。また本コースは一回の講義を75分に設定していますが、メインの講義を60分確保した上で、残りの15分は、導入の雑談や会話、あるいは質問に対する応答や、行政書士試験の受験計画など、お互いの信頼関係を構築したり、日々の学習のためのベースとなるようなサポートに使えればと思っております。もちろん、これもあくまで想定であり、あなたが望む時間設定で、自由な学習を応援できればと思っています。

コースの特徴④：中長期的な学習サポートの体験ができる

本コースはあくまで導入の講義とも言えます。このコースを受講後、もし皆さんが今後の指導もお願いしたいと思ってくださった場合は、「行政書士超基礎講座　民法」や「行政書士超基礎講座　行政法」など他講座を受講して頂くことが可能です。またご要望やご相談に合わせて、細かい一つ一つの知識をフォローしていくような、中長期的な伴走者としてお手伝いできるようなコースを設けることも今後、可能です。

なのでまずはお気軽に本コースを受講頂き、その後の学習進度に合わせて、他コースの受講もご検討頂くのが良いのではないかと思います。

最後に

私が行政書士の受験時代、もっとも悩んだのは「どう学べば良いのかわからない」ということでした。もちろん、巷にはテキストや問題集がありますが、いきなり取り組むにはハードルが高い。かといって大手の予備校の講座は、目が飛び出てしまうような金額の講座ばかりで、当時大学生だった私にはまったく手が出ませんでした。周囲に行政書士を目指す仲間や先輩もいない中、少しずつ自分で学び、なんとか独学で合格にたどり着きましたが、あのとき、「お手頃な金額で」「最初の学習の幹となる部分を教えてもらえて」「法律を学ぶ面白さを知れる」、そんな講座があれば……とずっと思っていました。

あのときの自分が「これがあったら……」と思ってもらえるような講座を今回、作ってみました。どうかお気軽に受講頂き、皆さんの夢や目標をサポートできればと思います。